台湾の中国語における「日系外来語」の受容―借形語・音訳語を中心として―

碩士 === 南台科技大學 === 應用日語系 === 100 === 要旨 近年、台湾で日本ブームの影響で、日本式の新しい中国語があちらこちらに見かけられる。このような中国語は初めて聞いた人にとって分かりにくいかもしれないが、現に今の台湾人は、近年入ってきた日本由来の新しい中国語を頻繁に使っている。こんな状況はいいかどうか、台湾人は考えなければならないと思う。  現の台湾ではどこに行っても店頭の広告看板に見慣れない中国語がよく見られる。しかし、これらの言葉は本来の中国語ではなく、日本語からそのまま借用したものである。こういうような「日系外来語」は漢字で書いてあるため、初めて見た人でも中国語...

Full description

Bibliographic Details
Main Authors: CAHNG HSIN YU, 張心瑀
Other Authors: 鄧美華
Format: Others
Language:zh-TW
Published: 101
Online Access:http://ndltd.ncl.edu.tw/handle/88126292548022953020
Description
Summary:碩士 === 南台科技大學 === 應用日語系 === 100 === 要旨 近年、台湾で日本ブームの影響で、日本式の新しい中国語があちらこちらに見かけられる。このような中国語は初めて聞いた人にとって分かりにくいかもしれないが、現に今の台湾人は、近年入ってきた日本由来の新しい中国語を頻繁に使っている。こんな状況はいいかどうか、台湾人は考えなければならないと思う。  現の台湾ではどこに行っても店頭の広告看板に見慣れない中国語がよく見られる。しかし、これらの言葉は本来の中国語ではなく、日本語からそのまま借用したものである。こういうような「日系外来語」は漢字で書いてあるため、初めて見た人でも中国語ではないと疑ったことはないだろうが、よく考えてみたら、わたしたちになじみのない中国語の表現ではないかと思う人もいるだろう。 そこで、本研究では、台湾の新聞及びカタログを利用して、その中から、このような「日系外来語」を探し出し、調査‧分析しようと思う。また、各年齢層はこのような「日系外来語」に対してどんな意識を持っているか、アンケート調査を通して明らかにしたいと思う。