On the Oceanographical Observation of the 6th Japanese Antarctic Research Expedition (1961-1962)
第6次南極観測におけるケープタウン,氷海間の海洋観測の結果次のような事実が認められた.1.表面観測によると,往航時には多くの場合認められているSTCの急激な変化が認められたが,帰航時には著しい変化を示さず,往航時とかなり異なった様子を示した.水温の変化はあまり急激ではなく,phosphate-Pは南緯50度あたりでほとんど認められなくなり,珪素はむしろかなり低緯度の方まで認められた.これは今回の氷状の悪かったことと関係するものと思われる.第1号氷山,および最終確認氷山は往復とも南緯50度内外で認められた.このときの水温は2度内外であった.2.プリンスオラフ沖,パックアイスにそって東経33度より...
Main Authors: | , |
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Format: | Article |
Language: | English |
Published: |
National Institute of Polar Research
1963-03-01
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Series: | Antarctic Record |
Online Access: | https://doi.org/10.15094/00007256 |