不満表明ストラテジーの対照研究-日本語母語話者と台湾人日本語学習者の異同を中心に-

碩士 === 中國文化大學 === 日本語文學系 === 101 === 本研究では、日本人母語話者および台湾人日本語学習者を研究対象とし、JJ、JSL、JFL三者それぞれの不満表明ストラテジーの使用傾向を究明する。結果として、JSLはFT度が低く、間接ストラテジーを多用し、JFLはFT度高く、直接ストラテジーを多く使用するという結果が見られた。また、JSLはもっとも配慮をしているグループと考えられ、過剰修正という傾向があった。文末表現スタイルに関して、学習者グループの方が親疎関係によって区別して使用したが、JJの方がその区別が見られなかった。...

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Bibliographic Details
Main Authors: HUANG, TZU-CHEN, 黃子真
Other Authors: CHEN, SHUN-I
Format: Others
Published: 2013
Online Access:http://ndltd.ncl.edu.tw/handle/61481019393340840272